一発仕上げレベリング。それはゴールドで経験値を買う手段。
基本的に、失ったゴールドはレベリング後の高レベルで職人作業を行って取り返すものとなる。
で、筆者は今回、修練の心得を導入して道具鍛冶の一発仕上げレベリングをやってみることにした。
Lv57までは何だかんだ言いながらトゲトゲルアーや虹色のオーブ、各種職人道具でレベリングを兼ねて資金集めをしてきたのだが、「超素材打ちた〜い! 超素材高〜い!」にいい加減に勝てなくなってきたのである。
「資金集めをしたいから」という理由でいきなり一発仕上げレベリングに明け暮れた防具鍛冶職人とは対象的な存在と言えばそう。
基本的に鍛冶職人の地金特性や叩き方は道具鍛冶で覚えたと言っても過言ではないかもしれない。
さて、道具鍛冶の一発仕上げレベリング向けのアイテムを調べると、「トゲトゲルアーは売りながらレベリングができるからおすすめだぞ!」という先人の知恵と「床置きシャンデリアでさっさと上げた方がいい」という先人の知恵がヒットする。
果たしてどちらが最適解なのか? 土曜日の23時に修練の心得をポチるなどという愚行を行いながら、ひとまずトゲトゲルアーレベリングを試してみることにした。
便利ツールを片手に、モーモンバザー告知で虹色のオーブや汗と涙の結晶を比較的安く売り出している方を探し出し、各地を飛び回ってはお買い上げさせていただいた。
時間が時間だけに新規出品がなかなかヒットせず、結局面倒になって旅人バザーで仕入れたけど。
一発仕上げレベリングの心強い味方、道具鍛冶ギルドの激安プラチナ鍛冶ハンマ(ー)。個人の体感という迷信によると、ハンマーは良いものを使うほど一発仕上げの質が良くなるとされているが、プラチナハンマー、超ハンマー、奇跡ハンマー、光ハンマーいずれもそれなりの値が張るので、筆者のように少しでも出費を抑えたい方向けの一品だ。
まあ、買ったつもりになって叩き始めて「あっ、買ってない!」と気づいて急いでログアウトして別のキャラに買いに行かせてツールで送受することもよくあるんだけど(n敗)(やらかしすぎ)。
現在のトゲトゲルアー1個の原価は4万ゴールドほど。★2ができたら黒字になる可能性を秘めてはいるものの、★1以下は微赤字か大赤字となる。
一発仕上げの仕様上、★1が結構できやすい(防具鍛冶の一発仕上げをした時の個人の体感という迷信の話なので注意)ので、帰ってくるには帰ってくるにも微赤字か……と思いながら1玉目を叩いた。
筆者の操作方法では、一発仕上げ1玉につき大体170ほど生産することができる。これを筆者は玉速170と呼んでいるので、以後こう表記させていただく。
結論から言うと、トゲトゲルアーによる一発仕上げレベリングは2玉目で断念した。この間叩いたトゲトゲルアーは353個。6収納家具分のトゲトゲルアーを処理できるほど、バザーの売れ行きは決して早くはない。
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経験値は悪くないんだけどね……。 |
この調子で叩き続けたら、いくら20キャラいる筆者でも全てのキャラの倉庫がトゲトゲルアーで埋め尽くされてしまう。何よりこの時点で1400万ゴールドも使っているので、このままではトゲトゲルアーの素材代が出せなくなって破綻する。
気になって先に試してみたものの、やる前から分かりきっていた結果に落ち着いて、満足だけれど複雑な気持ちだ。
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トゲトゲルアーレベリングのメモ。修練込みの爆速レベリングとしては不向きだが、修練なしで気が向いた時に1玉やろうということであれば選択肢としてはありな気もする。 |
ということで、もうひとつの択である床置きシャンデリアも試してみる。
床置きシャンデリアは青と赤があるが、どちらも素材は同じなのでお好みで選んで良いと思われる。レシピはゴールドマント(シルバーマントの転生モンスター)のレアドロップで手に入る。筆者は遠い昔に盗みに行ったことがあり、どうもその時に覚えていたらしい。
ぶっちゃけこの記事を書くために調べるまで入手手段すらも忘れていた。
当該レシピのバザー値はこの記事執筆時点で7000ゴールドなので、転生を粘って盗んだりドロップ狙いをするよりも買う方が早い可能性もある。
さて、青でも赤でも良いということでどちらを作るか悩んだが、筆者は何となく青を選んだ。一番上に表示されていたので選ぶのに困らなさそうだという理由しかないのだが。
コツを取るために大成功品を作ったところ、どうやら青では白ができるらしい。それなら赤は黒なのだろうか。
後で家に飾るために普通に作ってみるか……。
家具庭具レベリングの良いところは、玉速170であったとしてもにもパンに怯える必要がないことだ。1スタック99個(薬草とかと同じ)なので1玉を本気で叩いても2枠しか取らない。
念のため保険で180回分購入している小さな貝殻3600個、ガマの油900個、妖精の火種720個の方がよほどにもパン要因になると思うくらいにはコンパクトだ。
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床置きシャンデリアの一発仕上げレベリングのメモ。途中で週制限に引っかかりそうな気がしたため、超素材3種、まおうのランプ2種、あくまのツボ2種のコツ取りを挟んだり、日曜日の6時になってからレベリングを再開するなどの小細工を挟んでいる。 |
これらの結果から、Lv57からLv75まではトゲトゲルアーを353回と床置きシャンデリアを907回叩き、Lv60とLv65の新アイテムのコツ取りをすれば到達可能と考えられる。
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Lv60とLv65の新アイテムの経験値はいずれもこんな感じ。修練とエンゼル帽がコツ系の経験値に乗るのかは実は分からない。 |
Lv75からはエンゼル帽の恩恵を受けることができないため、「これこのまま叩いたら週制限に引っかかるのでは? 道具鍛冶で週制限食らったら何もできなくなるんだが?」という危機管理能力が働き、一旦一発仕上げレベリングを断念することとした。
今回の一発仕上げレベリングでかかった金額は、
- トゲトゲルアー→1412万ゴールド
- 床置きシャンデリア→761万8800ゴールド
で、合計2173万8800ゴールドとなった。
これまでの貯金がほぼなくなったため、未だに在庫が潤沢なトゲトゲルアー軍団に少し補填してもらおうと思う。
これは完全な余談となるのだが、
Lv75以降は、(オーブの入手手段さえ確立できれば)元気玉と★2飯を併用しながら虹色のオーブを叩いて、レベリングしつつ資金を調達するのがメンタルに優しいかもしれないと思った次第。
念願の超素材やパルプンテ道具が作れるようにはなったものの、今度は汗と涙の結晶枯渇問題に直面したため、一歩進んで二歩下がったような形となった。
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何度見てもバカとしか思えない要求素材数。 |
アステライト鉱石……高いなぁ………(白目)。
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